村上良三客員教授の推薦図書
推薦図書:A.G.ラフリー/ラム.チャラン(齊藤聖美訳)「ゲームの変革者」2009.5
日本経済新聞出版社
【村上良三客員教授の推薦の言葉】
本書のサブタイトル、“イノベーションで収益を伸ばす”に示されているよう
に、閉塞気味の今日の世界経済において“如何にして切り開いたらよいか”、“何を
どのように変えれば良いか”問いかけているのが本書である。私はサービス産業の担
い手として挑戦者しようとしている本学の院生たちに是非ともこの一冊を捧げたい!
読み終えた院生からのレポート
張 芳茵(ハリウッド大学院大学 第一期卒業生)
イノベーションという言葉の意味は『大辞泉』では:「①新機軸、革新。②新製品
の開発、新生産方式の導入、新市場の開拓、新原料・新資源の開発、新組織の形成な
どによって、経済発展や景気循環がもたらされるとする概念。」と解釈している。
「ゲームの変革者」はイノベーションで新市場を創出して主導権を握るためのまっ
たく新しい経営手法の事である。自分にとって将来美容学校を開設して経営する際に
はとても良い啓発となる。
本書では、イノベーションのリーダー企業というP&Gの驚くべきイノベーション経
営を紹介し、実践を促す本である。
イノベーションは一人の研究者が寝食忘れて研究し、ある日突然世界を大発明を生
み出すというイメージがあるが、イノベーションを可能にするのは一人の天才ではな
くて、人と人が協力して初めて生まれるものである。「イノベーションは団体競技
だ。」ということが分かった。「イノベーションを主軸に据えた組織作り、環境作り
ができて、組織の仕組みすべてがイノベーションに対応して始めて可能となるもので
ある」とA・G・ラフリーとラム・チャラン二人の著者が言った。
本書の色々な素晴らしい事を書かれた中に、一番興味深かったのは「ブレインス
トーミングのルール」だった。今後、自分が事業を興す時にすぐ使えるルールだと思
う。
1 進行役(フャシリテータ―)を用意する。
アイデアの交換が自由にできない恐れがあるので、進行役は内部の人間ではなくて
社外の人にする。
2 準備する。
議題が良く理解される事。テーマは具体的でなくはならない。
3 肩の力を抜く
アイデアを生み出すために、緊張感を緩和する、ちょうっとしたゲームをしても良
い。
4 リーダーは従う
リーダーは参加のしたかに注意すべきだ。議論を打ち切らないように。何でも最初
から割って入ろうとしないように。人のアイデアを引き出すように。質問をするよう
に。
5 誰もが貢献するようにさせる
6 アイデアを記録しておく
7 先を考える
プレスト自体が目的ではない。会議が終わる時には、出てきたヒントに磨きをかけ
るために、次にどうすれば良いかが分かっていなくてはならない。
8 小道具を使う
9 一歩外に踏み出す
10 ルールに従う
以上のルールを今後自分の仕事の中で使ってみたいと思っている。
イノベーションで新市場を創出して新しい経営手法で事業を展開したいと思ってい
る。
張 芳茵
















